ステンレスのチャンネル文字看板(もしくは箱文字看板とも言います)を施工しました。
チャンネル文字看板とは、文字に厚みを持たせて立体的に仕上げる看板で、見た目のインパクトが強く、訴求力の高い屋外広告として人気です。 主に金属を折り曲げたり溶接したりして作られているのですが、重厚感・高級感があり、耐久性にも優れているところも特徴としてあげられます。

これらは遠くからでも見えるように外壁の高い位置に設置する場合が多いのですが、「看板屋さんはどうやってそれらをデザイン通り歪まずにきっちり取り付けることができているのか知りたい」とのお声をいただきましたので、施工風景を撮影しました。

このように、紙に実寸で印刷し、指定された位置にきっちりと水平をあわせて仮止めした部分にあわせて設置をしています。こうすればデザイナーさんの指定したデザイン通りの看板を再現することができるんです。
ちなみに、熟練した看板職人さんたちは毎日ミリ単位で看板をつけたり調整したりしているので、曲がっているか歪んでいるかを見るだけでわかるようになります。もちろん施工時はしっかり水平を取ったり測ったりしていますよ♪
この能力「絶対音感」のようなものなのでしょうが、かっこいい名前がないので特殊感が伝わらないですね。ちなみに広報担当さん(下記参照)は、IT業界でずっとやってきたので、パソコンの微細な音や間を読み取っておかしいところを感じ取れます。やっぱり、せっかくの特殊能力なのにふわっとしてます(笑)